はんドンクラブ Advent Calendar 2023 - Adventar
みなさんこんばんわ。はんドンクラブアドベントカレンダー4日目です。
なんかみんな今の人生の話をしてるので、私は過去のゲームの話をします。
昔のフリーゲームの思い出の話がしたいんだがよろしいでしょうか?
ちょっと前に20年~10年以上前のフリーゲームの紹介記事が上がって話題になってた。
それなりに有名なやつは全体的に網羅されていてとても丁寧な記事で面白かった。
あんのーんは14才の女子中学生だが、前世のその頃めちゃくちゃフリーゲームばっかりしてたのでその話をしたい。
注意事項ですが、フリーゲームの紹介やレビューが主題ではなくそれにまつわる思い出やバリバリにネタバレまであるので注意してね♡
あと記憶だけで書いてることも多いので間違ってるのもあるかも。
アクションゲーム
Knight of Knights
当時(ゲーム公開は2002年)としては結構めずらしいちゃんとした3DアクションRPG。
7人のキャラを選べて3Dのフィールドを進んでいき、敵やボスを倒すゲーム。2人プレイ可能。
よくできてるんだけどバランスは結構大味。
初期装備で氷魔法使えるキャラが強かった。特にステージ1のボスのゴーレムがチャージした魔法3発で死ぬのが便利。
中1の頃、教室にPCが設置されており昼休みとかにみんなで集まってワイワイゲームしてた。ネットには接続されてなかったので家で落としてCD-Rに焼いてた(当時はUSBメモリは高くてあまり使われてなかった)
もちろん死んだら次の人に交代です。
ゲーム内での説明が少なく最初は手探りでステージ1のボスで死にまくりだったが、アイテムの効果やキャラ性能を理解してきて結構安定して最終ステージまでいけるようになったらみんな飽きてやめてた。
魔法が強すぎて基本的に高台取って魔法を打つゲームになってた記憶がある。
公式HPが未だに残ってたり、同サークルのTRUE BLUEとかも一人プレイだがよくできたゲームだった記憶がある。
TOMOSHIBI.NET
フロントライン
棒人間のキャラクターを操作して様々な武器を駆使して敵を倒しステージを進んでいく横スクロールアクションゲームです。地形や敵に合わせた武器の使い分けが奥深くおもしろいフリーゲームです!
棒人間のキャラクターがひたすら横に歩いて前後からくる敵を打って倒すゲーム。
銃の種類が複数あり、無制限に完全に防げる盾があるので基本的には盾で相手のリロードタイミングを待って倒していくゲーム。
かなりシンプルだけどリプレイ性が高く、何度もやってしまうゲーム。
これも中学校の頃めちゃくちゃ流行ったが、基本的に一人プレイでうまいとプレイ時間も長いので他の人からよく邪魔されたりしてた。
なんと2022年からitch.ioで配布されており(!?)、作者が生きてたんだなと再確認ができた。
作者のデモプレイがyoutubeにあったので貼っておく。とても懐かしい雰囲気を感じる。
いかちゃん
洞窟物語で有名な開発室Pixelの初期のドットアクションゲーム。
主人公はイカとしてマップを探索してアイテムを獲得したりボスを倒したりしながらなんやかんやするゲーム。
アイテムを獲得していける範囲が増えるというのは今思えばメトロイドヴァニアだと思う。当時はあまりそういう名前でのジャンルでは呼ばれてなかったとは思う。
洞窟物語がめちゃくちゃ有名だが、個人的にはこっちの方を先にやってたので思い入れがある。BGMがいいのと会話が良かった気がする。あまり思い出せないけど。
今からやるなら洞窟物語でいいと思いますが、こんなゲームもあったんだなくらいで認識しておけばよさそう。
RPG
救星主伝説
前半は非常に自由度の高いゲームで、好きな街に行って好きなイベントをこなす、という具合で話が進行する。仲間を増やすためにイベントをこなす必要はあるのだが、本筋とは関係のない
救星主伝説とは (キュウセイシュデンセツとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
人生で初めてやったフリーゲームかもしれない。
RPGツクール95製のゲームで何らかのインターネット雑誌のおまけCDに入ってた気がする。
公式のHPもレビューしてる記事もないのでしかたなくニコニコ大百科のURLを貼ってます。ちなみにvectorからダウンロードはできるので気になった人はやってね。
この頃は流石にインターネットが一般的ではなかったためネット上の情報が少ない。
というかニコニコ大百科に記事はあるのに動画は1本もないんだな…
戦闘以外のほとんどのBGMがパッヘルベルのカノンなのが特徴で、今考えると普通に手抜きだと思うがめちゃくちゃ印象に残っている。
雑な導入のあとで1500円をもらってフィールドに放り出されます。
似たような運命のやつらが他8人くらい居るらしいので集めて星に降りかかる災いを止めるらしい。
行くべき場所は特に決まっておらず、今風に言えばオープンワールドである。
フィールドはエンカウントがなく、ダンジョンのみ敵が出るので最初から割りと後半に寄るであろう町に行ってアイテムを買ったり仲間を増やしたりができる。
ちなみに雑にダンジョンに入るとすぐに死にます。
町に入って人に話しかけてイベントを探したり、マップを探索したり、ダンジョンに入ってレベルを上げて町に戻って回復してという古き良きRPG仕草が必要なゲーム。
主人公の兄弟は「円(まどか)一族」と呼ばれており、なんかレベルを上げるとそれっぽい技を覚えていく(円月光剣など)
他のキャラもそれっぽいスキルを覚えていき、かなり中二心をくすぐられるような作品です。
ちなみに多分バグなんですが、アイテムを店売りするときに手持ちが10種類以上あるとページ移動をすることでアイテムの売値が倍になるというバグがあります(RPGツクール95のバグかも)
そのため店で買った装備が型落ちになったら定価で売れるのでこれを使うと割りと進めやすかったりする。
続編(星の旅編)もあり、実は前のストーリーの最後で主要キャラが結構死ぬんですがその後のキャラ達のことが書かれてたはず。前編は無料だけど中編・後編が有料でやったことはないが、消える前に買っておいた方がいいかもしれない。
IndeTerminatePLUS ALPHA
劣等生の主人公が、師匠の手紙を届けるために旅に出るファンタジーRPG。
Vector: IndeTerminatePLUS ALPHA - 新着ソフトレビュー
フリーゲームのRPGといえばよく名前のあがる「今の風を感じて」「女神の涙TRUE」「天使の微笑」を作ってるアルファナッツの初期の作品。
その前に「IndeTerminate」というゲームがあってそのリメイク「IndeTerminatePlus」のリメイク「IndeTerminatePLUS ALPHA」です。
あんのーんがやったのはPlusの方だった気がする。マジで覚えてない。
世間的には「今の風を感じて」とかの方が評価が高かったが、IndeTerminatePLUSは4人PTでそれぞれの掛け合いがすごい好きだった気がする。
戦闘はATB風のサイドビューだが、体制ゲージみたいなのがありいろいろ考える要素がある。
雰囲気的にはテイルズみたいな感じのRPGだった記憶がある
それなりに有名な作品なので動画は結構ある
ちなみに今サークルのHPみたらえっちなゲームをDLSiteで売るようになってた。
当時珍しくシェアウェアの作品が多くあり、評価も高かったが一方で有料であることでアンチが一定数居た気がする。
シルフェイド見聞録
シルフェイド見聞録は、ファンタジー世界シルフェイドを主な舞台にした
アットホーム(スクール?)な連載アドベンチャーゲームです。
とても説明が難しいんですが、学園ファンタジー物のRPGで分作(何回かに分けてリリースされてストーリーが進む)です。
ちなみに現在更新は停止しています。
ラノベ的な作風でキャラ同士の掛け合いがとてもおもしろい。
特に前半はネタがテンポよく入っていてサクサク読める。ヒロインもかわいい。
だんだんネタに混ざってシリアス寄りの展開が混ざってきてストーリーとしてかなり盛り上がったんですが、現在更新は停止しています。
ホモネタがあったり、ちょっとシリアスからは外れるようなギャグが多かったりと賛否両論だったり小出しだったりと微妙に否定派も多かった。
ちなみに同サークルのシルフェイド幻想譚は決められた時間内にクリアするというターン制限ありのRPGでリプレイ性が高く良く出来てるのでおすすめ。
あと更にローグライク風になってリプレイ性が高い片道勇者とかも良く出来てる。
けどやっぱりシルバーセカンドといえば個人的にはシルフェイド見聞録なんだよな…完結は無理そうだけど…
シューティングゲーム
真 燕派烈伝 / 燕派烈伝~Revelation~
真 燕派烈伝は対戦型の全方位シューティングゲーム
アーケードモードでは4キャラ(+4キャラ)のうちから一人選び、8ステージをクリアしていく。
8キャラ居て8ステージなので同キャラ戦もある。なお設定的にフォローはない。
味のあるグラフィックと軽快なBGM、テンポの良い対戦で普通にゲームとしても面白い。
氷室弥生が使いやすくて好きだった。一生引いて必殺技のホーミングショット(鳶追弾)を打つだけで強い。
続編の「燕派烈伝~Revelation~」があり、これは前作の対戦だけでなく道中の縦シューパートがあったり、ストーリーも結構あったりする。
ショップの概念があり、ファンタジーゾーンみたいな強化ができる。
OP(~1:27)がいいんだよな…とても良い……
これも第二部が有料(700円)なので歴史から消える前に買っておいた方がいいかもしれない
アドベンチャー
CRIMSON RING
ある日学校でとんでもない事件が発生して・・・?!主人公と幼馴染は生還することができるのか・・・!マルチエンディングのホラーアドベンチャーゲームです
ホラーアドベンチャー。学校で化け物に襲われるので幼馴染の女の子と逃げるゲーム。
タイトルにもなっている指輪の要素があり、実は犯人は指輪をつけることで怪物になってしまっていた。
なんか呪われた指輪らしく、つけると人間を超えた力を手に入れることができるが理性がなくなるらしい。けどつける指によっては理性を保つことができ、最終的に主人公が指輪を付けて問題を解決するんだけど正しい指につけてなくて大変なことになった気がする。
幼馴染の女の子と恋愛未満な会話が良かったのとまるで今見ると「どうみてもこいつが黒幕だろ」みたいな感じの先生が黒幕なので王道な感じで良かった。
かまいたちの夜みたいなサスペンスホラーみがありつつ、ストーリーも普通によかった。おすすめ。Vectorからまだダウンロードできそう。
Sake of You ~始まりの季節から~
高校二年の春。主人公にとって、何も変わらない日常の繰り返し。 ただ、変わったといえば、今までずっと同じ学校だったのにも関わらず 同じクラスになった事のない幼馴染みが同じ教室に居ることくらいの、 そんな穏やかな季節の始まりのはずだった。 何も変わらないと思っていた日常が変わる時、主人公は何に気付き、何の為に想うのか・・・。
割りと王道ど真ん中な恋愛アドベンチャーゲーム。
ヒロインが身長が低いのを気にしている病弱な幼馴染とこの時代のヒロイン感を表していてとても良い。すごい萌え袖とアホ毛。
RPGツクール2000の作品にしてはそれっぽいOPが入っててすごかった。
ちなみにとあるED後に見ると「土田ァ!!!」ってキレそうになる。
公式のサイトがまだ残ってる上に、定期的に新作も出ててやば…ってなってる
最新作。さすがに20年前と比較するのは良くないがめちゃくちゃ絵きれいになっててウケる。
Pictural Story(1, 2)
絵描きを目指す少年が、修行のためにある街にやってきた。 著名な芸術家を多く輩出していることで有名なこの街(アルミット)は 芸術の発展に力を入れている街である。 その街で、画家としての腕を磨きつつ、 絵のモデルを探し、恋をする、そんな物語。
Pictural Story
Pictural Story 2
絵描きの卵の主人公が女の子と仲良くなったりしながら有名な画家を目指すゲーム。
割りと王道な恋愛アドベンチャーゲーム。
なんとこのゲーム当時(2002年頃?)としては珍しく歌付きのOP/EDがあった。
特に1のOP「恋の喜びも悲しみも」が好き。
元々はサイトで音楽も配布されてたんだけど、配布サイトもとうの昔になくなっているのでちゃんと聞くならゲーム内くらいでしか聞けない。
(当時ちゃんと保存してたMP3がある)
フリーゲーム「pictural story」 CG集 - ニコニコ動画
1のストーリーは無名な画家の主人公が芸術の街アルミットに来て画家として名を上げていくぞ、みたいな話。ミニゲームでパラメーターをあげると絵の評価が上がっていく。
絵の評価を上げる必要もあるし女の子の好感度を稼ぐ必要もある。
ヒロインは下宿先の宿屋の女の子や花屋の女の子、などキャラが多いしみんなかわいい。
あんのーんが好きなのは…花屋のクリスちゃんと押しかけ幼馴染のミントちゃん(2から)…
こうみるとあんのーんの好みが昔と変わらなくて安心する
ちなみに3まであるんだけど3はやったことないのでどこかでやりたい
3からは有料(1210円)
PicturalStory3
販売サイトが4つあるんだけど未だに生きてるのが1つしかないので今のうちに買っておいた方がいいかもしれない…無くなる前に(サイトが)
Mission Field Intruder 3rd
主人公以外の全キャラクターが声優さんによる完全フルボイスでしゃべり続けるという、フリーゲームとは信じられないほどの豪華[アクションシューティング + アドベンチャー]ゲーム
ゲーム展開はサクラ大戦のような感じ。アクションシューティング的な「戦闘パート」と、イベントが要所要所で起こる「アドベンチャーパート」があり、主人公に対するキャラクターの好感度によりマルチエンディングになる。
Mission Field Intruder 3rd[フリーゲーム夢現]
OPの曲、歌付きのものが実はあったんだけどゲーム内ではなぜか収録されていない。まるでカラオケのような音質だぁ…
戦闘パートも結構よく出来ていてそれなりの難易度だった気がする。
ヒロインの数が多いのと主人公以外はフルボイスというフリーゲームにしては超豪華仕様(そのため当時のゲームとしては結構重かった)で話題だったような気もする。
制作したAYAHIME GAMEZは合資会社彩姫のゲーム向けブランド名で、すでにHPとかはなくなってるが、webarchiveには残っている。
数年前まではiPhoneアプリとか作ってたようだが…
Mission Field Intruder 3rdはその名前の通り、3作目で同サイトで公開されている2ndの続きだったりするが、ストーリーは見てなくてもいい。なお初代は見たことない。
個人的には2ndの方が戦闘パートが好きだった。
ちなみにこのサークルはえっちな(R15, R18)なものもあって絵が可愛いので気になった人は探してみてね。
風雲相討学園フラット
転校生「境 不可止」君となって
美少女(人格破綻者)ぞろいの相討学園で
学園生活を堪能してください。
ギャグ9割の恋愛アドベンチャーゲーム。ネタゲーかと思いきや割りとちゃんと恋愛アドベンチャーゲームしてくれるのでよくまとまっている。
転入生として入ってきた主人公は、帯刀してる女の子に斬りかかられそうになったり、コテコテなチャイナ娘とかどう見ても真面目な委員長に見せかけてHだったり、漢字ドリルをしてる帰国子女が居たり変なヒロインとラブコメしたりする。
1ルートのプレイ時間は短いので気が向いたらやって欲しい。会話のテンポが良いしギャグがくどくない。
あとキャラの濃さで気づきにくいけど絵がめちゃくちゃかわいい。
田ノ中蘭蘭ちゃんが好きだった。ヒロインの中だと一番まともかもしれない。
どう見ても小学生な先生、犬飼よしこまちこ先生。
小さいと言われるとキレるというこういうゲームで王道な合法ロリキャラをしてくれる。
ちなみにルートに入るとめちゃくちゃ乙女になるのでギャップがすごい。
ちなみにこのサークルも今見たらえっちなゲームをDLSiteにいっぱい出してた。
Digital Things
人間の精神を意のままに操る薬とデータから無機物の生命体を生み出す技術を使い日本支配計画を目論む悪の組織と戦うマルチエンディングのSFアドベンチャーフリーゲーム
めちゃくちゃマニアックなんだけどめちゃくちゃ好き。
SFアドベンチャーで、絵的なグロはないがOPでクラスメイトが殺されたりとかなりハードな内容。
冒頭5分くらいの録画(ハードな描写注意)
OPの時点でまあまあハードなことになってる。
このあと学校は周りは封鎖されて大変なことになったりならなかったりする。
最近は少ない気がするが、昔は学校に閉鎖されてハードな展開になる作品(主にエロゲ)が結構あった。時代的にもバトルロイヤルや漂流教室、あと設定的にバイオハザードや真・女神転生に影響は受けてそう。
ネタバレになるが、ヤバい製薬会社が人を洗脳する薬とデータ生命体「Degital Things」(タイトル回収)を作り、なんかやばいことをやってた気がする。
ゾンビハザード的なものではなく、データ生命体という設定が良くて主人公組が途中でそれをノートパソコンに入れて逆に利用するとかがあったりする。
フィクションにツッコミを入れるのは野暮だが、設定はかなりガバガバだけど当時のインターネット感を感じられて今プレイしてみるのも楽しいかもしれない。
データ生命体に容量があり、ノートPCに入れられるのは1匹だけみたいなことがあった気がする。
そもそも物理的にどう干渉してるかの説明あったっけ?
このゲームを中3か高1くらいのときにやった記憶があり、まぁその年代には刺さるような中2要素があるのでとても好きだった記憶がある。
(影響を受けて外にアウトプットを出さなかったので良かった。絶対に黒歴史になるところだった)
Windows11でも普通に動くが、内容は結構ハード(特に一部バッドエンド)よりなので気になった人がいればぜひ。
精神破壊 / 精神破壊 完全版
突然告白をしてきた女子生徒稲葉裕子の惨殺事件を皮切りに
主人公の周りで次々と不可解な事件が起こる
不思議な現象、常識では考えられない連続殺人事件…。
善悪の判断がおかしくなり、感情が消えていく…。
そして最後に何かが壊れる…。
完全無欠のオリジナルSF殺人ホラーAVGです。
実はこの作品のことを一番語りたいまである。
当時のフリーゲームにしては珍しく、数は少ないが割とガチなグロ描写がある。
(特に猫がひどい目に合うのは良くない)
PC-98の頃のエロゲのようなデザイン、PC-98の頃のエロゲのようなストーリー展開のゲーム
(念のため細くしておくとPC-98のエロゲっぽいと思ったのはかなり後になってからです)
ちなみにこの直後、裕子は無惨な姿で発見されます。
状況証拠的にどうみても主人公がやったようにしか見えないが、人間業のようには見えない。
主人公はもともとちょっと癖のある高校生なんだけど、この後からだんだん言動が怪しくなっていきます。
ここでOPが入る
ざっくりOPのまとめ
- 第三次世界大戦で日本が消える
- 第四次世界大戦で世界が終わる
- 最初から人類史が始まる
- それなりに文明が発達したところで物語がスタート
これ以降も学校で不可思議な連続殺人事件が起きる。主人公が関わっているようだが犯人は…?
ちなみにこのゲーム、公式で配布が終了しています。多分webarchiveとかを探せば手に入れることはできるかもしれない。
しかし後述する完全版はシェアウェアなのでそれも難しいかもしれない。
最終的になんやかんやあって犯人わかって解決?っぽくなるんですが
ゲームの最後主人公のうきょうがとあるキャラに「じゃあな、口だけ男」と言ってその後以下のセリフが続く。
「自分がやりたい事、やらねばならない事を今からやらないなんて。」
「俺には理解できんな。」
実は主人公は第四次世界大戦を引き起こすきっかけとなった発明をした博士で、人類の滅亡を止められなかったことを思い出し自分に言い聞かせるようにこういうことを言うのだった。
有料の完全版を買わないと発言の意図がわからなくて急にこいつ何いってんだみたいになってしまうが、過去を踏まえて見るといろいろとつながる部分があるので面白かった。
完結編は戦争中でシリアスっぽいんだけど、助手の女の子とラブコメしたりニューの女の子とラブコメしたりする。
おすすめはしにくいし、そもそもDLできないし、完結編は有料だしそもそも購入もできないというゲームだけど個人的にはめちゃくちゃ刺さったのでここに書いておきたかった。
ボードゲーム
大貧民 Poverty/Win with 『ずっといっしょ』 (通称:ずっと大貧民)
大貧民Poverty/Winは、コンピュータがあなたの相手となって、トランプゲームの大貧民を楽しむゲームです。ルールや設定をカスタマイズして遊ぶことができます。
このバージョンでは、プレイステーション用ゲーム『ずっといっしょ』に登場するキャラクタのデータを用意しています。
4人(変更可能)で大貧民(大富豪)をするゲーム。
元々はDOS版をWindows95向けにリメイクしたものだが、Windows11でもプレイできる。すごい。
ローカルルールが多い大貧民ですが、かなり細かい設定ができて単純にゲームとしての出来がいいのもありますが、
「ずっといっしょ」という古いアドベンチャーゲームのキャラゲー、同人ゲーとしてもよくできている。
というかキャラアイコンがゲームのパブリッシャーの東芝EMIから許可をもらってる。同人ゲームで(???)
さらにテキストも(量は多くないが)プロデューサーが作ってるらしくやばい。
作者の愛もあるだろうしそれに対応した東芝EMIもすごい。今の時代では難しいだろうなとは思う。
作者のページもこのずっといっしょ愛のあふれるページなので見てみると面白いです。
ちなみにあんのーんが好きなのは石塚美樹ちゃんと今井沙也加ちゃんです。
あとOPが時代を感じられて良い。歌いだしが良すぎて「手渡したテレフォンナンバー 始まるなんて気付かずに」なのが良すぎる。ちなみにシナリオ上電話番号は別に重要な要素ではない。
ちなみにPSのゲームアーカイブスでプレイできます。
ぽよよん♥ろっくこと渡辺明夫先生がゲームとしては初めてメインのキャラデザをやってたりする。
最初はインターネットの雑誌(2000年頃はYahoo!Japanなどが月刊の雑誌を出しており、インターネットのことが書いてあった(?))のCDにフリーゲームやゲームの体験版が収録されており、それでやった気がする。
小学生の頃のあんのーんが元ネタのことも知らず「大富豪おもすれー」でプレイしてそれから10年以上経ってそういう愛のある同人作品だと知ったし、2013年にPSのアーカイブスで配信されて長い時を経て初めて元ネタをプレイできて感慨深いものがあった。
アンディーメンテ作品
なんかもう別ジャンルなんじゃないかなと思ってる
ラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~
やり込み戦闘・探索RPG インターネットランキングもしてる!
『ラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~』 - Acheron Archives Wiki*
あなたのアンディーメンテ作品はどこからですか?私はラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~からです。
通情「ミサ2」
(「ミサ」というミサイル育成ゲーム(?)の続編?と一応公式からも言われている)
基本的には「探索」のコマンドを押して敵と戦ったり人と話したりして強くなったりマップを進めていったりするゲーム
戦闘もシンプルなコマンドバトル。最初はアタックだけだが後々どんどんできることが増えてくる。でこぴんとか、ビンタとか。
パートナーはたまに戦闘で助けてくれる。デビちゃんみたいな死神がいる。割りと強い
(でもガニュメートでよくない?になる)
最初は何も分からずに戦闘しつつよくわからない会話を読むだけ何だけどボスを倒して次のエリアに進む再に少しずつ会話が入ってだんだんストーリーが開示されくる。
最終的には世界が~という話になるんだが、主人公の強さで解決したんだけど結局主人公はなんだったのかはわからない。
けどアンディーメンテ作品ってそういうものかもしれない。
ちなみに一番好きなキャラはビバルディ竹原。声に出して読みたいキャラ名ランキングでも上位。
「謎の伝道師」としてあちこちのマップに現れ、プレイヤーにゲームのチュートリアルを施してくれる。テーマソングは『ジェット』
語尾に「~だちん」「うみゅ」などと口走っているが、他作品ではおおむねシリアスな場面に出てくることが多いせいか、この口癖はフェードした。
ビバルディ竹原 - Acheron Archives Wiki*
説明が良すぎる。
スターダンス
『スターダンス』 - Acheron Archives Wiki*
ミサ2よりも前の作品。1999年。
ストーリーもアンディーメンテ作品にしてはかなりわかりやすく、面白いのでおすすめ。後々の作品に人名が結構出てくる。
主人公のスターダンスと親友のロマンシア、その妹のステファニアにちょっとずつ思いれが出てきたあたりで主人公のスターダンスとロマンシアが死んで退場してしまう(主人公だが??)
その後でなんやかんやがあったりするが、よく覚えてない。
よく覚えてないが、多分ふわっとした理解を楽しむゲームだと思う。
有名だけどあまりやってなかったゲーム
Elona
フリーゲームとしてはめちゃめちゃ流行ったElonaだが、2000~2006年くらいが一番フリーゲームをやっていた頃で、2007年リリースされたElonaを初めてやったのはかなり後になってからだったりする。
青鬼
RPGツクールXP製のゲームで一番有名かもしれない。
流行り始めたのが2009年なのでElonaと同じくこの時期はあまりやってなかった。
RPGツクールXPよりも2000,2003で作られたゲームをよくやってた。
魔王物語物語とかも2007年リリースなので有名だけど実はやったことない。
まとめ
なんかnoteで古いフリーゲームの話が出てたので多感な中高生の時期をフリーゲームに破壊されたことを思い出していろいろ書いてみた。
古いゲームダウンロードするとlzhだったりするので面白いし、作者のサイトがなくなってもvectorにあると意外とプレイ出来てよかった。
作者のサイトがなくなってるのはまぁ流石に20年くらい前なのでしょうがないんだけど、未だに普通にフリーゲームを作ってたり、商業化してたり、DLSiteでえっちなゲームを作ってたりといろいろあって面白かった。
勢いにまかせてマジでめちゃくちゃに書いて15,000文字超えてしまって申し訳ない。
多分最後までちゃんと読んだ人いないと思うけど自分の記憶を残しておきたくなったので満足。
いわゆるアドベンチャーゲーム的な読み物ゲームをやったのがフリーゲームからなのでアドベンチャーが本数多くなってしまった。
かなり削った部分や作品もあるので気分が乗ったら個別記事にするかもしれないし来年になるかもしれない。
明日はサイレンさんの記事です。お楽しみに。
はんドンクラブ Advent Calendar 2023 - Adventar
追記
うさバトラーFINAL2の話とか書き忘れた。来年にご期待ください。
窓の杜 - 【週末ゲーム】第258回:横スクロールアクション「うさバトラーFINAL2」